ド・ロさまBLOG
ついに再販!“ド・ロ神父”
2019-12-10
待ちに待ったド・ロさまの本が再販されました。
片岡弥吉著 ド・ロ神父 智書房出版
「ある明治の福祉像」のタイトルで出版されていたもので、絶版になって久しかった本。純心大学教授だった故片岡弥吉教授が、尊敬してやまないド・ロ神父とその活動を丹念に調べて著わしたもので、今回、智書房の尽力と、同大学の片岡千鶴子教授(弥吉教授のご息女)のご協力を得て再販されたものです。
専門のキリシタン史を背景にしながら、ド・ロさまとその業績を多方面にわたり詳しく紹介しています。
タイトルを変更した理由につて、「父は初版から"ド・ロ神父”にしたかったのですが、出版社の希望を受け入れてあのタイトルでした。今回は父の希望通りにしました」と、千鶴子教授が教えてくれました。是非ご一読ください。
救助院にも置いています。 1500円+税
芋ほり体験はステキな晴天に恵まれて
2019-11-19
11月16日(土)、とっても良い天気に恵まれて、芋掘りを楽しみました。
17名と、参加者は少なめでしたが、それだけに和気あいあいと楽しみながらの芋掘り。1キロまでは無料でお持ち帰りとの約束でしたが、子供たちは掘ったものは持ち帰りたくなるようで、たくさん買い取ってくださいました。長崎市世界遺産課の職員の方々が、石積み文化の紹介をしてくださり、かなりしっかりと勉強もしました。最後はだご汁をいただきました。長く煮過ぎてとろとろの汁がたくさんできたと、だご汁担当のボランティアさんたちは心配しましたが、それもおいしいと完食でした。
楽しい芋掘りを支えてくださったのは、長崎市世界遺産課の部長さんをはじめ4名の職員さん。焼き芋焼きに勉強会の指導、驚くことに幼児扱いのうまいこと、すっかりなつかれて、しっかり遊んでくださいました。
もうひとグループはうーでーらのボランティアメンバー10余名。畑の芋掘り前の準備、周辺整備の草刈り、焼き芋用芋の用意、芋掘りのサポート、だご汁つくりも担当してくださいました。
参加してくださったみなさま、ご奉仕くださった方々、そして、素敵なお天気を準備してくださった神様ありがとう!
2019-11-19
流木のディスプレイが素敵!
見てください!
商品展示のディスプレイが、おしゃれになりました。大野集落に移住してこられた田﨑雅也さんが、外海の浜に寄ってきた流木を使って作られた椅子や棚に、商品を並べました。救助院を見学された田﨑さんとおしゃべりしていると、「椅子を要りませんか?」と言われました。一個いただいて商品を置いてみると素敵!お願いして、棚も含めて4個並べることになりました。なんとタダ!あまりに申し訳ないのですが、仕事の傍ら楽しんで作っているので、喜んでいただければこの上ないとの田﨑さんの言葉に甘えています。
折も折、教皇フランシスコの書籍を販売することを決めた次の日の出会い。掲示スペースのパパ様のポスターが輝いています。
カンボジアのド・ロさま
2019-10-17
カンボジアからのお客様、オリビエ司教様と信者さんが来訪。
朝のミサで、カンボジアから司教様が来訪しミサをささげるとのお知らせがあり、てっきりカンボジア人の司教様と思い込んでいたのですが、救助院で出会った50代とおぼしき司教様のお顔はヨーロッパ系。「お国はどちらですか?」の問いに待ってましたとばかりに「フランス人です、パリー外国宣教会の会員です」と流暢な日本語で応えられました。
25年前、外海を訪れた時、ド・ロ神父を知り、パリー外国宣教会に入会したとのこと。カンボジアに派遣されて現在は司教としてご活躍。「ド・ロ神父に倣おうと努力しています」と言って出してくださったのが添付のパンフレット。パンフレットによると、派遣されたとき信者は一名のみ。現在8っつの教会があり、今年の復活祭には80名が洗礼を受けたとのこと。幼稚園から大学までの教育施設を創設し、障がい者支援施設も設置。ギフトショップ、キャラメル工場、縫製工場、絹織センター、レストランを運営し、農場や牧畜も手掛けている。さらに、カンボジアの伝統芸能の復興にも尽力している。同行の信者さんは伝統芸能の関係者とのことでした。
まさにド・ロさま‼ カンボジアのド・ロさま、オリビエ司教様です。
青空!久しぶり…
2019-10-04
久しぶりの青空です。
8月後半から梅雨を思わせるような秋雨が続き、台風に見舞われと、うっとうしく蒸し暑い日が続いていましたから、心も青空気分です。
それにしても、台風の塩害で、風景は一変しましたよ。柿の木とアコウの木を見てください。葉がみな落ちて冬の姿になりました。柿の実は色づく前に葉っぱに置いて行かれました。ド・ロさまが植えたアコウの大木、塩にもまれて落ちた葉のおびただしいこと、でも、たくましいアコウはどの枝先にももう新芽をつけています。
楽しみにしていた綿は、木の枝で開くことができませんでした。青い実を干してみました。胡麻は台風前に刈り採りました。こちらは大丈夫、ゴマの実がたくさん詰まっていますよ。とうきびは収穫しつくしたつもりでしたが、汐風に黄色く枯れた枝には、いくつも実を発見。種のために干しています。
自然と生きるのに、いろんなことがあるのですね。片付けに追われながら、ちょっと、複雑な思いを味わっています。