ド・ロさまBLOG
ド・ロさまの開墾畑が茶畑になりますよ お手伝いください!
2019-02-04
大平(うーでーら)に、ドロさまが広い畑を開墾したのはご存知でしょうか?明治17年から始めて34年に完成していますので、17年かけての開墾でした。救助院で製造するものの原料を栽培するためです。5.6キロ山を登ってところになりますので、救助院から車で10分ほどかかります。ここに便宜のために作業場を建てたのですが、ド・ロ壁と煉瓦を積んでの建築物で、今は壁だけが残っています。
作業場は市の史跡に指定されていたのですが、さらに、平成24年には重要文化的景観(文部科学大臣選定)長崎市外海の石積み集落景観の重要な構成要素の一つに選定されました。
ですが、重要なものであっても、風雨にさらされ、劣化と崩落が進んでいます。保護するために屋根をかけることになり、その内部を活用する企画が進行中です。石積みの見学ができるように、そしてあれこれと検討した結果、茶づくりをすることになりました。中に茶煎り釜を据え、青い茶(緑茶)黒い茶(紅茶)を作る場所にする。ド・ロさまが作っていたもの・今も残った茶木の葉で製茶している・ドロさまの黒い茶のレシピがあるということを踏まえてのことです。
そこで、藪と化していた開墾畑を茶畑にすることになったものです。灌木とカズラを伐採し重機を使って耕すと、当時の6段の開墾畑が姿を現しました。2町歩の広さですから壮観です。2月末にそのぎ茶(東彼杵町)の皆さんが畝たてをして植え付け準備をしてくでさる予定です。今年、約1600本植えます。
3月8.9.10日に苗植えを予定していますので、興味がある方はおいでください。事前申し込みをお願いしたいので、詳細を、このページの『ニュース&トピックス』でご確認ください。お待ちしています。