ド・ロさまBLOG
麦がすくすく成長中です。
2019-05-02
連休序盤は悪天候でしたが、すっかり晴天になった外海です。
救助院の麦がどんどん育っています。近々、小学生たちが刈って、脱穀し、製粉所で小麦粉にしてもらいます。
ド・ロ神父の時代の出津では、小麦だけでなく、大麦やライ麦も育てていたそうです。あたり一面麦畑、そんな景色が広がっていたのでしょうか。
黒い茶! 作りはじめ
2019-04-04
茶畑の様子を見に出かけました。驚きました。新芽が出ているのです。それも摘めそうなくらいに。
世話をしていない在来種です。じっとしていられなくて、戻って準備して摘むことにしました。4月1日のことです。月曜日、休館日ですので、夕方まで摘んで、翌日製茶しました。少し硬めでしたので、揉むのも発酵も時間がかかりましたが、出来上がりました。火加減が強かったのか焦げ気味かな…。淹れてみると淡い色ですが、まあまあの味。
今年の黒い茶づくりスタートです!
桃の花が咲きはじめました。
2019-03-23
皆様、はじめまして。週末だけ救助院のお手伝いをしている野々村と申します。時々ですが、ブログを書かせていただくことになりました。まだまだ知らないことだらけですので、そんな自分の驚きや発見を書いていければと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
最近の出津ですが、ド・ロ神父記念館の桃の花が咲きはじめています。まだ蕾もたくさんあるので、これから見ごろを迎えそうです。出津救助院では畑に菜の花が咲き、下の道では猫たちがゴロゴロ日向ぼっこ。遠方には山桜も見えています。
このまま一気に暖かくなるのか、それとも寒の戻りがあるのか、いずれにせよ春は確実に近づいてきています。出津集落は坂道は大変ですが、のんびり歩きまわっても面白いところです。動きやすくなるこれからの季節、ぜひ出津にお越しください。
苗植え完了!
2019-03-17
お茶の苗植え、今年分は、昨日完了しました!予定していた3月8日、9日に外海黒崎小学校、フリーハウスの皆さんと個人で参加してくださった方々で、にぎやかに植え付けました。もちろんうーでーらのボランティアの皆さんは指導役でご活躍くださいました。マルチの円に穴を20センチほどの深さ掘り、苗の根がまっすぐ下に伸びるよう浮かせ気味に土をかけ、根の周りにウッドチップを置いていきます。小学1年生から4年生の29名は、大人の心配をよそに、すぐに要領をつかみ、次々に積極的に植えていきましたし、フリーハウスの皆さんは楽しいねと、笑顔で作業に当たります。二日で1300本!
大変な作業がもう一つ。除草のための大量のウッドチップを畝間に敷きつめていくのですが、段々畑ですので、斜面地を持ち上げるのが大変な重労働。皆さんがんばりました。もう一日予定していた10日は雨の予報で取りやめ。予報通り、神さまの水やりはたっぷりと!元気に育っています。
さて昨日17日は入荷が間に合わなかった300本の植え付けでした。この日、いろいろな行事も重なり手伝いが予定できませんでした。思案していると、なんと、2日前になって、日興証券の皆さんがボランティアを申し込んでくれたのです。若者たちが8名、せっせと作業に励んでくださり、ウッドチップも汗だくになりながら、すべて運んでくれました。午前中に完了。1600本の茶木が3段のド・ロさま畑に並んでいます。
文化財保存計画協会、長崎県のお茶担当、長崎市の世界遺産推進室、何より東彼杵町の茶農家の皆さま、たくさんの方々の温かいご協力が身に染みています。ド・ロさまの温かさ、集落の人々の笑顔のために前向きにどんどんと実行していかれた精神をみなさまに見る思いでした。感謝‼
畝たて完了、茶の苗木植えの準備が着々と…。
2019-02-28
うーでーら(大平)の開墾畑に、お茶の苗木を植える準備が着々と進んでいます。
2月24日(日)は、畝たてでした。耕してマルチを敷きます。そのぎ茶の茶農家にみなさまが来てくださり、長崎県の専門の方々もご指導くださって、一日がかりの作業でした。石の多い地域ですので、硬い石ゴロゴロの作業は骨の折れるものでしたが、にぎやかに笑いながら励んでくださり、立派に仕上がりました。いつでも植え付けOKですよ。
またまた失敗!茶菓子に、地域自慢のまんじゅうを用意したのですが、カラスに横取りされてしまいました。車に中だと気温が上がって良くないなと、近くの木の枝に置いていたのです。カラスは少ない地域なので大丈夫とたかをくくっていたのですが、そろそろと思って目をあげると、カラスの姿が…。結局おやつは半分ずつ。笑って許して下さる優しい皆さんでした。