本文へ移動

ド・ロさまBLOG

RSS(別ウィンドウで開きます) 

今年最後の黒い茶、仕上げました!

2018-11-04
ド・ロさまの黒い茶
茶の花満開
茶畑のあかまんま
 すっかり秋めきましたね。お茶の花が開きました。白いふっくらとした花は幼いころのひだまりと飛び交うミツバチを思い出させてくれます。
 さて、今年最後の黒い茶(紅茶)が、今朝仕上がりました。とはいってもほんの50g。どなたに飲んでいただくものやら…。
 秋の紅茶は今年はうまくいきませんでした。何度作ってもウーロン茶のようで、紅茶の渋みが出ないのです。発酵が不十分だったようで、アドバイスをいただくなどして何度も作りましたが、いよいよ葉が摘めなくなりましたので、これが最後です。3日かけて摘んだ茶葉、揉んだのちの発酵は熱源にお湯を使い、煎りは薪ではなくガスを使ってと、どうにか仕上げました。まずまずの出来上がりで、やれやれ…。
 春には上達できることを願っています。
 
茶畑のあかまんま。素敵な陽だまり。
  語りかたる ド・ロさま語り あかまんま

リコーダーってあったかい!

2018-10-20
救助院2階で
 10月14日(日)、『ド・ロ神父のオルガンとオペラ歌手とリコーダーによるとっておきのコンサート』が開催されました。横浜から杉劇リコーダーずの皆さんがおいでくださり、オペラ歌手の丸尾有香さん(長崎出身)の歌声を交え、ド・ロさまのオルガンは中村牧さん(杉田劇場・横浜の所長 ピアニスト)が演奏。1時間ほどのミニコンサートでしたが、技術の高さもさることながら、とても温かいステキなコンサートでした。リコーダーの音色は、包まれるようにあったかいですね。こちらの心配をよそに、いろいろな方が鑑賞に来て下さったことも嬉しいことの一つです。
 2年前、見学に訪れてくださった中村牧さんのオルガン演奏のすばらしさに、思わず、「いつかこのオルガンを使ってコンサートをしたいんですよ」といったことがこんな形で実現しました。牧さん率いるリコーダーずの演奏会を救助院で! 丸尾有香さんの里帰りコンサートに合わせてくださり、有香さんの美しい明るい歌声と、素敵な笑顔にも会えました。アーティストの塚田麻美さんも自作の絵を携えて来てくださり、色を添えてくださいました。
 130年前に取り寄せてくださったオルガンが、このような形で多くの方の喜びになっているのを、ド・ロさまも温かいまなざしで喜んでくださっていることでしょう。
 杉田劇場の皆様、杉劇リコーダーずのメンバーの方々、丸尾さん、塚田さん、鑑賞に足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。

小学生のド・ロさま体験

2018-09-14
お茶を釜で煎る
 9月12日水曜日、外海黒崎小学校の3・4年生がやってきました。
 小学生のド・ロさま体験の一つ、茶摘み・茶煎りをするためです。9時半ごろにうーでーら(大平)の茶畑に集合。うーでーらボランティアの皆さんと一緒に茶葉を摘みます。昨年体験している4年生は「柔らかいのを摘むよ」などと3年生に教えながら摘んでいきました。茶葉によく似た形にヘクソカズラは大敵!とても臭いので茶葉に混じると大変です。「これがそう?」と初めはどの子も気になって仕方ありません。いくつか見つけて匂いをかがせ、臭い臭いと言いながら見分けるようになりました。小一時間摘んで救助院へ移動。
 次は揉みと煎り。ボランティアさんに指導してもらいながら意欲的に取り組みました。特に煎りは列を作って交代で休みなく煎り続け、予定よりずっと早く出来上がり。ボランティアの皆さんに褒められました。お弁当のお茶は自分たちで煎ったもの。「おいしい!」と言いながらの昼食でした。
 
 子供の声がこだまする救助院。ド・ロさまの笑顔が見えるような一日でした。

シスター橋口、100歳‼

2018-09-06
シスター橋口100歳
朝夕すっかり秋めいてきましたね。
9月1日(土)、シスター橋口ハセはついに100歳になりました。
修道院でのお誕生会は2日(日)に開催。身内の方も来て下さり、シスターにとって、うれしいひと時でした。耳がかなり不自由になりましたが、いつも笑顔。周りの配慮に絶えず笑顔で『おおきに!』。からかうと冗談で返すユーモアセンスも健在です。頃合いを見てテーブルから刺身の皿を引くと、「食べさせれば良かて・・!」と、家族愛も発揮(十分に食べたことはすっかり忘れて・・)。
終わりには感謝に歌を3曲も歌って、楽しいお祝でした。
 
相変わらずシスターのオルガンに合わせて歌ったという方がおいでになります。オルガンと共にみなさまの中に温かい記憶を残したシスターを尊敬し、少しうらやましくも思うこの頃です。
 
大きな台風、そして今日は北海道で大きな地震。被害が少ないことを、そして被災された方々の早い復旧をと祈ります。

うーでーらの作業所

2018-08-26
うーでーらの作業所跡
作業所跡 上から
収穫したスイカ
ゴマの花
 救助院から小一時間登った山の頂上付近に、ド・ロさまが開墾した畑があります。大平と書いて地域の人は”うーでーら”と呼びます。17年かけて開墾した2町歩の畑です。救助院で製造する物の原料はここで生産されたようです。
 ここに作業や収納の便宜を図るため、作業所が建てられていました。ド・ロさまの愛馬プチョのための馬小屋もありました。ド・ロさまは、ここでネズミが来ないよう留守番猫を飼っていたようで、ご褒美の魚を持っていた記録が残っています。
 今は、石積みのド・ロ壁と煉瓦の壁だけが残っていますが、この壁を保存しようと、計画が進められています。このままだと劣化が進み瓦礫になってしまうからです。とても夢のある計画のよう…。仕上がれば、活用するとのこと。楽しみです。
 
 スイカ、収穫しました。今年は、きちんと実ったのは1個だけ・・。7.3K。でもとても甘いスイカでしたよ!今、ゴマも花と実をつけています。
旧出津救助院
●開館時間
 火~土:9:00-17:00
 日:11:00-17:00
(最終受付16:30)
●休館日
 月曜日(祝日の場合は翌日)
 長崎市西出津町2696-1
 TEL 0959-25-1002
 FAX 0959-25-1006

ヴォスロールご予約
 TEL 0959-25-0018
1
0
2
0
2
2
TOPへ戻る